アマチュア画家のための
全国規模の絵画公募展

全日本アートサロン絵画大賞展 本展について

アマチュア画家を対象とした全国規模の公募展

 「全日本アートサロン絵画大賞展」は、平面絵画を対象とした全国規模の公募展です。絵画を楽しむ方に発表の場を提供しようと、画材・文具総合メーカーであるサクラクレパスが、創業70周年記念事業の一環として1991年(平成3年)に創設しました。スタート時の名称は、「全日本アマチュア美術大賞展」。当初、部門制はなく、4名の審査員の先生方が、すべての作品に目を通され、賞が決定されました。

 開催主旨は、アマチュアの立場で絵を楽しんで描いておられる方に広く発表の場を提供することで、絵に親しむ層の裾野を広げる事を目的としています。年齢等の応募に関する制限はなく、絵を描くときの動機や感動が表現された、アマチュアならではの自由な発想が光る作品を求めています。これまでの審査でも、ご自分の心を素直に、またエネルギッシュにキャンバスに表現された作品が審査員の先生方から高い評価を得ています。

 1995年から、名称を「全日本アートサロン絵画大賞展」と改称し、自由表現部門と写実表現部門の2部門を設けました。自由表現部門では自由な表現を中心とした抽象作品、写実表現部門では風景、人物、静物等の具象作品が対象となる事を明記していますが、出品者が自由に部門を選択できるため、両部門間の厳密な線引きはありません。審査方法は、創設当時から変わらず、予備審査はせず、すべての作品を審査員にご覧いただいています。

 “アートを愛し、描くことを楽しむ人のために”、1人でも1点でも多く出品していただきやすい公募展を目指していきます。

実行委員長挨拶

全日本アートサロン絵画大賞展実行委員会
実行委員長 西村 貞一 (株式会社サクラクレパス代表取締役会長)

ずっと作品を出されてきた方々に支えていただいたという思いでいっぱいです。入賞された方も卒業せずに、また出していただけるということは本当にありがたいことです。
アマチュアの方を顕彰するという意味では、皆さま方の励みになることができたのではないかという思いがいたします。プロの方からレベルが上がってきたとおっしゃっていただけるのも、非常にありがたく思います。苦労して続けてきたかいがありました。
おかげさまで、東京展・大阪展だけでなく、数年前から愛媛、岡山、愛知の各県でも作品展の開催ができるようになりました。その他の地域でも開催できるようにすすめて参ります。
この大賞展は、創設時に審査をしていただいた池田満寿夫先生のご意向で、部門ごとに全作品を審査員の方々に見ていただいています。それも大きな特長の一つになっていると自負しております。
ぜひ多くの皆様に自分の思いを力いっぱいキャンバスにぶつけて、絵が持つ力を見せていただけるように、頑張っていただきたいと思います。

第27回展 出品者へ向けてのメッセージ

今回から自由表現部門で審査員を務める大阪市立美術館館長の篠雅廣氏と、写実表現部門で審査員を務めている画家の絹谷幸二氏に、それぞれ出品者に期待することなどを聞いた。

写実表現部門心眼を鍛え、心の眼で写実表現を


画家 絹谷 幸二氏

きぬたに・こうじ 昭和18年、奈良県生まれ。
東京藝術大学大学院修了。壁画の古典技法「アフレスコ」を研究し、
数々の美術賞を受賞。
日本藝術院会員、文化功労者など。
昨年12月、大阪市北区の梅田スカイビルに「絹谷幸二天空美術館」を開館。

自由表現は、イメージの発露といいますか、イメージの中で絵を構築していくという作業になります。それに比べて、写実表現は現実にあるものを見つめ、描写し、イメージを引き出していくという形になるんですね。絵を描くということでは同じなんですけど、入り口が、ちょっと違うということです。

ものを見て描く場合、そのものに捉われすぎて、イメージの展開が不足する場合があるんですね。ですから、ベテランの方も、新しく参加される方も、絵筆を自在にふるっていただいて、自分の世界、独自の世界を構築してほしいと思います。ただ写せばいい、ただ写生すればいいというだけではなくて、その絵の中に描く人の気持ち、描きたい理由、そういった心の働きを写実に添えて、作品にしていただければいいかなと思いますね。

技術だけに走りますと、無味乾燥なものになります。心の眼で写実表現をしてほしい、そういうふうに思います。心眼を鍛えなければいけないということですね。何を描きたいのか、その人が描こうとしている動機、あるいは何か訴えようとすることや、指し示したいことがあるのかということです。その心、つまり、哲学といってもいいですし、あるいはコンセプトといってもいいんですけど、こういったものの深さ、広がり、味わい、そういったものを拝見したいと思っています。

アートサロンはレパートリーが豊かで、審査していても楽しいですよ。アマチュアの自由奔放さが出るような、楽しい作品が多いですね。これは貴重なことです。描く喜びといいますか、描写する楽しさが思う存分、画面に表されていて、描く方の心意気を感じながら、いつも審査させていただいています。

自由表現部門自由表現の楽しさは「謎解き」


大阪市立美術館館長
篠 雅廣氏

しの・まさひろ 昭和25年、高知県生まれ。
大阪大学大学院博士課程単位取得退学。
西宮市大谷記念美術館学芸課長、京都市美術館学芸課長、
高知県立美術館館長などを経て、
平成19年、大阪市立美術館館長に就任。
専門は日本近代美術史。

100年ほど前、もう少し昔かもしれません。人の姿や風景、またはリンゴやつぼといった、見えている世界だけではなく、沸き上がる感情や、ふと思いついたことなど、自分自身の心のあり方を描いてもいいのではないかと、みんなが考え始めたときから絵画は大きく前進しました。

描くべきものは外の世界のみならず、自分の内面にもあるのです。とはいえ、人間は、心のなかをリアルタイムで生々しくさらけだすこともできないので、作品に託そうとするなら、さまざまな色や線、形を使って、画面の上に組み合わせてみる必要があります。

自由表現部門の面白さは、制作する側からは文字通り、自由に表現して良いところに尽きるのでしょう。一方、私たち審査する側からすれば「どうして、このような色遣いをするのだろうか」「この形と、こちらの線の関係は、どうなっているのだろうか」など、制作者の真意に迫ろうとする解釈、平たくいえば「謎解き」を求められるわけです。秋には、どのような作品に巡り合えるのだろうかと今からワクワクしながら待っています。

何をもって「良い作品」とするかは意見の分かれるところです。不思議なことに、良い作品からは、ある種のオーラのようなものが放たれていて、たとえ30メートル離れたところからでも感じることがあります。

「描いてみたいが」「表現できるだろうか」と案ずる前に、まずは、たくさん手を動かしてください。制作に向けて考え、手を動かす時間の長さが、あなただけのテーマを深め、純化させます。そうすれば、いつの間にか画面には、あなたの世界が広がっているはずです。作品を通して、あなたと誰かが、一つの価値観を共有できるのは、素晴らしいことです。

このページの先頭へ

主催

全日本アートサロン絵画大賞展実行委員会、産経新聞社

共催

株式会社サクラクレパス、株式会社ターレンスジャパン、サクラアートサロン、株式会社アムス

後援

文化庁、東京都、大阪府、公益財団法人教育美術振興会、全日本画材協議会、関西テレビ放送、ニッポン放送、ラジオ大阪
扶桑社、サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、サンケイリビング新聞社

お問い合わせ

「全日本アートサロン絵画大賞展」事務局
〒540-8508 大阪市中央区森ノ宮中央1-6-20
(株)サクラクレパス
TEL.06-6910-8807 / FAX.06-6910-8831
ishizawa@craypas.co.jp

◆応募方法に関するお問い合わせは
ヤマトロジスティクス株式会社 東京美術品公募展支店
「全日本アートサロン絵画大賞展」係へ
TEL.0120-223-529 / FAX.03-6858-7600
kuroneko_jas@y-logi.com

関連サイト

  • 株式会社サクラクレパス
  • 株式会社ターレンスジャパン
  • イベントスクランブル